2019/07/297月29日 あいがJATを卒業しました!
あいは去年の夏に多頭飼育崩壊現場からやって来た子です。
保護された時からあいのお腹には赤ちゃんがいました。
不妊手術をしていない37頭が生活していた所。
良い環境だったとは決して思えません。
保護当初あい自身も衰弱している様子でした。
その後次々に生まれた仔猫は4頭みんな亡くなってしまいました。
自分のお腹にいた子が亡くなってしまう気持ちは人間も猫も同じではないでしょうか。。
そんなあいにお声かけいただいたのは以前もサビ猫を飼われていたご家族。
少々シャイな子が慣れてくれるのが嬉しいと、もらわれにくい子を希望していただけました。
少々シャイ。。。
とってもとってもシャイなあいちゃんはケージの中でも奥の方で固まります。(^_^;)
お家に着いたらすぐにかくれんぼ。
頭隠して尻隠さず状態。。(^_^;)
これは落とされたら困る!と、お高級なお皿はそっと下に置きました(笑)
ちょっとそれ取らないでよと言いたげなあいちゃん。
トライアル初日、これ以上の写真は撮れない程隠れてしまったあいちゃん。(^_^;)
1ヶ月ちょっとのトライアル期間で少しずつ、少しずつお家での生活に慣れたあいちゃん。
1番の驚きは、まだ開封していない食パンを袋ごと持ち去ったこと。
そんな業、どこで覚えた?!(笑)
大人しいと思っていたあいちゃんですが、実はお転婆な一面もありました。
施設にいた時には分からなかった性格に、スタッフも驚きました!(笑)
まだ少し距離のあるあいちゃんとご家族さん。
ですが、来た時より少しずつ表情が柔らかく、丸くなったと喜んでおられました。
そのお話しをされるご家族さんの表情にスタッフはとても嬉しくなりました。
幸せレポート作成の為、お家での写真を何枚か送っていただきました。
黄色い首輪に迷子メダルも付けてもらって、すっかりお家の子です(*^^*)
名前があいから『愛和』になりました。
『愛』に平和の『和』で『あいな』。
これからは自分だけのお家でゆっくり、安心して過ごしてね。
どうぞ、末永くよろしくお願いいたします。